エレクトロとはいえ、メカがギッシリと詰まったメカっぽさが
凝った造形と優れた工作精度と共に伝わってくる。
日本人の器用さ真面目さ誠実さが感じられませんか?

かつてカメラとはこうだった。電気製品もこうだった。日本製品とはこうだった。
「コスト意識」「歩留り」などという陳腐なお題目は微塵も感じられず、
自社製品に対する「愛情」と「誇り」、「責任」のオーラを放っている気がする。
今売られているペラペラなプラスチィックでスカスカ軽い
どこぞの国から仕入れたような、似たり寄ったりなモノたちに
比べると、どれほど魅力的であるか。