ゴローのたっての願い、フィルムのカメラで撮って載せてイロイロ言う、というページを作ることにした。だけどフィルムって面倒臭せぇんだよな。ってまた写真家らしからぬ発言。いつまで続くのか?多分買い込んだフィルムが終わるまでだと思うケド。先ずはローライ35。このカメラはカミさんがフランスはパリの蚤の市で買って来た。出所からしてオシャレでしょう?おほほ。そしてヤシカ エレクトロ35GT。
エレクトロとはいえ、メカがギッシリと詰まったメカっぽさが凝った造形と優れた工作精度と共に伝わってくる。日本人の器用さ真面目さ誠実さが感じられませんか?かつてカメラとはこうだった。電気製品もこうだった。日本製品とはこうだった。「コスト意識」「歩留り」などという陳腐なお題目は微塵も感じられず、自社製品に対する「愛情」と「誇り」、「責任」のオーラを放っている気がする。今売られているペラペラなプラスチィックでスカスカ軽いどこぞの国から仕入れたような、似たり寄ったりなモノたちに比べると、どれほど魅力的であるか。