都心でこういった更地を見つけると必ずシャッターを押すようにしている。細胞の分裂を融合を繰り返す生き物のように都市は常に姿を変えている。やがてここにも杭が打ち込まれ、あっという間に100mを超す摩天楼が立ち上がるのだろう。更地というこの時もほんの一瞬の出来事かもしれないのだ。再び訪れた時はもうこの風景を見る事はできないのだ。そういった緊張感を持って、このただ開けた風景にシャッターを切る。