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2011年1月31日 (月)

こうなったら電子書籍で新たな波を起こそう! その1--自費出版だナ。

なんだか書きっ散らかしの様相になってきています。
言いたいことが泡のように浮かんでくるのです。

電子書籍になったらクリエイティブはどう変わるのでしょう?
変わらないと思います。何一つ。
あるとしたら、イラストや写真だったら「ピクセル数を落として」とか
文章だったら「手書きも味わいがあってイイけどゴメン、データで頂戴」とか
その程度でしょう。
機材も技術も取り組む姿勢も何も変わりません。
編集者の仕事だって変わらないでしょう。
企画してアポ取って出かけて行って取材して文章にして
写真とイラストとグラフ用意して...。
あとはXMLの勉強しないと、それぐらいですか?

音楽配信がiTunesに変わってもミュージシャンの演ることが
何も変わらないことと一緒です。

意味を返せば、作ることが出来る人は自分でフィニッシュまで持っていけます。
自費出版が簡単にできるようになります。
雑誌コードなんて必要ないし流通コストと在庫リスクが無いし。
既に持ち込み書店のサービスも始まっていて8500冊のコンテンツが集まっています。
ブクログのパブー
パブーの取り分は30%。あとは製作者のものです。
同様のサービスは次々と生まれてくるでしょう。
ヤフーだって楽天だって黙っちゃいないですよ。
作品を持ち込んでより多くのギャラを見込めるとなれば
コンテンツはどちらに集まってくるのか、お分かりでしょう。

既存の雑誌は無くなる?
無くならないと思います。
もっとリッチなコンテンツを作ると思うし皆それを期待しています。
紹介したグッズをそのままショッピング!とか、
オマケいっぱい付けちゃう!とか。がんばっています。
印刷屋さんは?
大丈夫。大日本印刷は「ホント」を。凸版印刷は「ブックリスタ」を作りました。
クラウド形の電子書店「BookLive!」も作りました。
対策立てたんでしょ?やっていけるんじゃん?

じゃぁ、

「1~3ヶ月は著作権ウチのものナ。」ってのは無しってことで。
ガルル

参照:日本雑誌協会・日本文藝家協会・日本写真著作権協会とのガイドラインはこちら

次回「電子書籍で新たな波を! その2--こういうの、どう?」
を投下します。

カメラマンも全ての権利を持っている訳では無いですよね。

「俺様がシャッターを切ったんだからこの写真はオレんだ!」と言うのは間違いです。
その企画は誰が考えたんですか?
モデルさんやメイクさん、スタイリストさんのキャスティングは?
絵柄を考えたのはデザイナーさんですしエディターさんですし。
写真屋さんは誌面作りの共同作業の中の一部門を担っただけです。
当然、著作権の主張はおかしいです。

壁を塗った左官屋さんが
「これ、オレのビルなんだよねぇ。」
と言っているのと同じです。

コレを言われると一番心に響きます。
「他のヒトが撮ってもこの絵柄は作れるよ。」
あぁ...キクぅ...。そうです。そうなんです。
そこにはカメラマンへの著作権は存在しないんです。

ではどうしたら良いのか?

それは、「さすがミノル君ねぇ。」と言わせるような
原案を上回る独自のアイデア、テクニック、表現意識で
「ミノル君無しじゃできなかったワ。はぁはぁ...。」
と言わせなければならないのです。
この一言のために日々精進を続けているのではないか?

写真家が自分で撮って来たものを持ち込む、
という場合の著作権はカメラマンさんのものです。

ある情報誌の契約書に
「ウチの企画で出かけていった先で他の写真撮っちゃダメ。」という文言があります。
わはは。まぁ、言いたい気持ちよっく分かります。よっぽど腹に据えかねたんでしょう。
他人の褌で相撲とりやがって!ということですよね。
やっぱいけないことです。
でも、誌面で使わなかった隣のカットを自分のWebサイトで有料で配信している
グラビアアイドル撮ってるカメラマンとかいるんだそうです。
そういう人の中にモデルさんに対して相当理不尽なセクハラ&パワハラ的な
要求を突きつけたりする人がいるみたいです。
いつもニコニコして人当たり良さそうだけど腹の中は結構ドス黒いですよね。

次回こそ「電子書籍で新しい波を!」を投下します。

2011年1月30日 (日)

出版社は既存の誌面を電子化する権利をもっていません。

そりゃ、”ネタ”は持っていますけどね。写真も文章も。でも”権利”は無いです。

印刷目的のために依頼して得た成果物を電子出版に作り替えるという事は明らかに二次使用に当たるので当然著作権二次使用料を支払う義務が発生します。これは法律で決められている事です。出版社が大好きな”オカミ”のお達しです。守らないと刑事事件として裁かれます。

「内容は全く同じだから1~3ヶ月はただで使わせてもらいまっす。よろしい?」と言っています。

甘いっす。
そんなハナシ通る訳が無いです。

例えればこうです。

「映画を一生懸命作りました。クルーを安い給料で扱き使い、ロケ地なんかも事前申請せず許可も取らずダマテンで切り抜けて、なんとかコストも抑えました。お陰で内容はすごくショボくなっちゃってつまらない映画なんですけど、このままじゃウチが潰れちゃうばかりじゃなく、映画界全体が疲弊してしまいます。苦しいんです!なので封切り直後の話題になっている間だけで結構ですから、その期間はDVDに作り替えたりネット配信やケーブルテレビにダラ流ししたりする事についてはタダでやらせて下さい。」ってことを映画館が言ってる。

みたいな事ですよね?

レコード針の会社が「このままじゃレコード針業界が無くなっちゃうからレコード盤配っちゃってよ。え、もちろんお宅はタダで協力してくれるんだよね?」

とかね、

ストリップ劇場が「みんなAVでばっかりヌいて劇場来なくなっちゃったんだ。踊り子さんをモデルにしてビニール本作るからタダで写ってヨ。」

的な。
下品過ぎ?
それぐらいレベルの低いハナシだと言いたいだけなんです。

次回はいよいよ「もうこうなったら電子書籍を使って新しい波を起こそう!」です。

2011年1月27日 (木)

日本写真著作権協会の説明を聴いてきた。やっぱ あり得ん!

半蔵門に行って聴いてきた。

曰く。雑誌業界は危機的状況である、と。

言い分はこちら
写真著作権協会、文藝家協会のガイドライン策定に至る経緯

そんなことずっと前から予想してたし、こういう状況になることなんて分かりきっていたこと。

とばっちりを受けているカメラマンの実情として、一つの例:
若いカメラマンを取材に連れて行って撮るだけ撮らせて現場でメモリーカードごと引っこ抜いて
「あとはウチのデザイナーがやっとくから。」と言って持っていってしまう。
ヤングカメラマンは自分がどんな写真を撮ったのかさえも分からない。
(背面の液晶で見たダロとかは屁理屈)
安い日当を払われて、後はどのカットをどう使われようが何の雑誌に何回使われようが分からない。
下手すると取材した店のパンフレットやメニューに使われているかもしれない。ってかバリ使いまくってるし。
でもヤングカメラマン、流用原稿料とか著作権二次使用料とかそういうこと知らないし知ったところで主張もできない。

そんなことをやっておいて
「もうマジやばいッス。潰れちゃいます。何とかして下さい。」
ムシが良すぎです。

もう仕事に戻んなきゃ。今日はここまで。

次回は「出版社が持ってもいない”権利”を主張する不思議」、をお送り致します。


2011年1月23日 (日)

日本写真著作権協会と日本雑誌協会とのガイドライン。あり得ん!

「雑誌用に撮影した画像データをeBookに流用しても1〜3ヶ月間は黙認する事」

日本写真著作権協会と日本雑誌協会とのガイドラインはこちら

著作権法に則らない契約を交す気はサラサラありません。

「このままeBookが流行ってしまうと印刷業会、出版業界が食い上げになってしまいます。そうなるとあんたたち写真家も困るでしょ?だから雑誌が売れなくなっちゃう分eBookで稼がせてチョ。」ということでしょう。

甘いっス!

そもそも著作権使用料を7%しか渡さない出版各社にナンデeBook分まで持って行かれなくちゃいけないのか?「盗人に追銭」とはまさにこのこと。

「紙にインクを染み込ませ文字や写真、絵等を印刷し、冊子状にして配布する事」と
「文字や画像情報を液晶等表示装置の上で閲覧するために電気信号に載せて配信する事」2つの行為は仕事も技術も道具も全く違う事。分野外。印刷・出版業団体がeBookの権利を主張すること自体が「先ず紙ありき」の驕りの表出だ。そんなつまらない集団に面白い誌面が作れる訳が無い。アイデアも文化も生み出せない。

どんなに抗おうとも時代は怒濤のように電子化に向けて動いて行くだろう。
レコードがCDになるように、CDがiTuneになるように、フィルムがメモリーカードになるように...。あと、...そう、1年半、かな。

今度スマートフォン&タブレット向け自費出版について書きます。

2009年10月29日 (木)

「鋼の錬金術師」の動く「デジタルコミック」が今日から公開!

ガンガンONLINEに「鋼の錬金術師」デジタルコミックが今日から公開になりました。

Bnr_mv_hagane_s

よろしかったらガンガンONLINEに感想を書き込んでやっておくんなさんし。

2006年1月15日 (日)

シミた広告。あたしの場合

「ほぼイケ」編集長のブログの記事:サントリーの成人の日むけ広告「二十歳の君の目に」にバックオーライします。

あたしもシミました。毎年良い広告ですよね。同じような感じでアサヒスーパードライの卒業シーズンに出ていた電車中吊り広告にジンとした覚えがあります。

Webサイトを探したら発見できたので紹介します。アサヒスーパードライ・スペシャルサイト>メディアギャラリー>グラフィック広告>「四月。親父への挑戦状」です。

http://www.asahibeer.co.jp/superdry/

「俺もこういう事言って出てきたからなぁ、これからイイゼって威張りたい時に親父、逝っちゃったし。凛太郎もこういうこと言うようになってくれるだろうか?」とか様々な思いが巡る広告でした。

サービスや品質、機能を百万遍語るより、ジンとさせてくれる広告を出すことがその企業のブランドイメージの向上にどれだけ効果的か、と強く思うのであります。

SIGMA DP2 MerrillとDP3 Merrillのモノクロ散歩

  • 2013.10.19 横浜山手ハロウィン散歩 モノクロ編
    シグマの最新機種たちはセンサーを改良し、高解像度の写真が撮れるようになりました。特にDP1 MerrillとDP2 Merrill、DP3 Merrillはコンパクトカメラの姿をしていながらフィルムカメラでいう中判カメラの描写性能を備えています。  私が特に注目する点はセンサーが持っているの全ての能力をモノクロデータに活かす事ができる仕組みを持っている事です。(難しいことはメーカーのwebサイトを参照して下さい。) この”小さな中判カメラ”を手にして本気でモノクロ写真と向き合って作品を作っていこうと思いました。 ※ココログというブログは並べ順などの変更がやりづらいので撮影日時やテーマ、ストーリーに沿った見せ方ができません。気に入った写真をドカドカと積み重ねていきますので山を穿り返すカンジで見ていって下さい。キチンと整理した写真はあたしのwebサイトの「Garelly」にキャプション付きで並べますのでそちらをご覧下さい。

フォトアルバム[散歩帳]

  • _dsc9063
    小林みのるのPhotoLife カメラを肩に下げて出掛けよう。 (新しいものが上) ココログのサーバー容量がそろそろいっぱいです。 新しい写真はFacebookに移動しました。 この中の写真を見終えたら、 下記のURLへアクセスして新作をご覧下さい。 Walk,Talk,Take,Pix-Do!はいろいろな写真 http://p.tl/13XA Cityscapeは主に街の写真 http://p.tl/PnlD Natureは自然の写真 http://p.tl/iLce

今日のニャンコ。

  • Img_1958
    instagramで撮った我家のz-1(男子)とネギマ(女子)の写真と近所のニャンコたちをまとめてみました。基本的にこっちもニャンコもマタ〜リしている時に撮っている写真ですので決定的瞬間!的な写真は無いです。
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