ロケ先の待ち合わせまで時間があったので
久しぶりに小田原城址公園に行った。4年ぶりくらいか?
あたしも幼少の頃からずっと親しんできた公園だが
動物たちの檻はすっかり取り払われて
サルの檻だけになってしまっていた。当然、人もまばらだ。
家主を亡くした象の堀ももうすぐ埋め立てられるのだろう。
動物環境団体に「最も劣悪な環境の動物園」の筆頭に挙げられたり、
動物達の健康をそっちのけにしてマツクイムシの殺虫剤をブリ撒いたり
ネガティブな話題も尽きなかった小田原動物園だったが、
去年まで生き続けた象のウメコさんはあたしを含め
小田原市民の思い出の象徴だし、小田原の顔だったことは確かだ。
小田原城、ときたら象。ぐらいに。
ウメコさん逝く、のニュースは去年チラっと小耳に挟んだだけだったが
実際その主のいなくなった象舎の前に佇むと
寂しさがヒシヒシと迫ってくる。
それはそうだよな。
時間は止まってはくれない。
オヤジだって死んじゃったんだもん。
八百屋も実家もないんだもん。
おまいだっていくつになったのだよ。
子供はいくつになったのだよ。
小田原を出て行って何年になるのだよ。
これからの人生どう歩んでいくのだよ。
皆様、お忙しい中あたくしの写真展に足をお運び頂き誠にありがとうございます。名残惜しいですが明日、明後日でお開きです。もっともっとたくさんの人に見てもらいたいと思います。まだお越しでない方も、一度来た人は友人を誘って、今一度マターリしに来て下さい。
今日は日曜日で休館日でした。休館日なのに来ちゃった人のために会場入り口に「せっかく来てくれたのにお会いできないのは余りに残念。すぐ近所で待機しているから携帯に電話下さい。」という貼り紙をしておいた。「日曜休館」のDMへの記載もかなり大きい字にしたので周知されているようで幸いにも電話は掛かってこなかった。待機のために京橋ギャルリー・コパンダールで開かれている福井良宏画伯の個展にお邪魔した。よっちゃんはあたしのカミサンの美術学校時代の友人です。やさしく、穏やかな人柄が滲み出すような素敵な絵です。写真に限らず絵画、彫刻、インスタレーション、色々なクリエイターと話をするととても刺激になります。新たなアイデアや題材が湧き出すときでもあります。街に出るって大事だな、とつくづく感じました。
横浜大桟橋から眺めた横浜の夜景。雲が様々な表情を見せてくれる。 パノラマはここから→
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